2012年12月 2012年12月1日(土)
15:00開演会場:兵庫県立芸術文化センター 大ホール
座席:1F/RA-1★★★ マリインスキー・バレエ
「白鳥の湖」マリインスキー劇場管弦楽団
アレクセイ・レプニコフ(指揮)曲目
チャイコフスキー/バレエ 「白鳥の湖」
![]()
2012年12月5日(水)
19:00開演会場:ティアラこうとう 大ホール
座席:2F/BL-1★★★★★ モスクワ・フィルハーモニー交響楽団 モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
ユーリ・シモノフ(指揮)
ニキータ・ボリソグレブスキー(ヴァイオリン)*1曲目
グリンカ/歌劇 「ルスランとリュドミラ」 序曲
・
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 *1
・
イザイ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 〜Finale (アンコール) *1
・ ・
ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 作品47
・
ラフマニノフ/ヴォカリーズ (アンコール)
・
グラズノフ/バレエ 「ライモンダ」 〜グラン・アダージョ (アンコール)
・
チャイコフスキー/ペッツォ・カプリチオーソ (アンコール)
・
チャイコフスキー/バレエ 「くるみ割り人形」 〜グラン・パ・ド・ドゥ (アンコール)
◆ 4年振りの感動
今日は、ユーリ・シモノフ&モスクワ・フィルによる来日公演の初日でした。
2008年11月以来、4年ぶりの来日公演です。
どれだけこの日を待ちわびたことか…
ユーリ・シモノフは、私にとって一番好きな指揮者なんです。
華麗でユニークなまるで魔法のような指揮からは、優雅でかつド迫力の音楽が創りだされます。
会場はティアラこうとう、ここに来るのは初めてです。
まず1曲目は、グリンカの「ルスランとリュドミラ」序曲。
シモノフがステージ上に現れただけで、もう感激!
シモノフによる同曲は初めて聴きましたが、力漲る演奏に後半への期待が一気に高まりました。
2曲目は、ニキータ・ボリソグレブスキーのソロによるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
4年前には、天満敦子のソロによる同曲を聴いています。(このときはソロがイマイチでした。)
まぁ、良かった。だってこの私が協奏曲なのに寝なかったんだもん。
シモノフの指揮姿に目が釘付けだったってのもあるのですが・・・。
休憩後は、メインのショスタコーヴィチの交響曲第5番。
シモノフのタコ5もナマで聴くのは初めてでしたが、とにかく物凄い演奏でした。
超重量級のタコ5、マジで度肝を抜かれました。ホント、けしからん素晴らしさ!
10月に聴いたフェドセーエフ&TSOによる同曲も霞んでしまうほど。
アンコールは、まずラフマニノフの“ヴォカリーズ”が・・・。
心に沁みる素敵な演奏でした。
次に、コンマスのヴァイオリン・ソロによる、グラズノフ「ライモンダ」から“グラン・アダージョ”。
これまでだと、「白鳥の湖」の“ロシアの踊り”を持ってきていたところですが、今回はちょっと変えてきましたね。
アンコール3曲目は、首席チェロ奏者のソロによるチャイコフスキーのペッツォ・カプリチオーソ。
この首席奏者、背がめっちゃ高いんですよね。
この曲はこれまで何回聴いたことか・・・。
ここまで3曲、しっとりとした曲ばかり続いてきましたが、まだ何かありそう・・・。
ステージに現れたシモノフは、時計を見るパフォーマンス・・・、
そうこれが出ると次の曲で最後なんですよね。
その最後のアンコール曲は、やったぜ!!
チャイコフスキーの「くるみ割り人形」から“グラン・パ・ド・ドゥ”、もう圧巻の演奏でした!
今日のモスクワ・フィル、弦楽器の編成は 13-12-9-10-7 と少し小ぶり。
しかも、交響曲では第2ヴァイオリン奏者がピアノ・チェレスタを演奏したので、一人減。
(前回の「ロメオとジュリエット」でも第2ヴァイオリン奏者がピアノ兼務でした。)
てゆーか、ヴィオラよりもチェロの方が多いし(笑)
いつも素晴らしい演奏を聴かせてくれていたオーボエのおば・・・、おねえさんは今も健在!
もちろん金管楽器がとても素晴らしい。
ティンパニは、もう暴れ放題。(もしかしてフェドのオケにいたガロヤンか?)
モスクワ・フィル、ホント素晴らしいわ♪
今年聴いたコンサート(数えてみたら80回くらい)の中で文句なしに今日がイチバンです!
遠く奈良から聴きに来た甲斐がありました。
実は、シモノフ&モスクワ・フィルは、来年6月にも来日してくれます。
早速、サントリーホール公演のチケットをゲットしました。
![]()
![]()
![]()
2012年12月9日(日)
14:00開演会場:よこすか芸術劇場
座席:2F/2RA-33★★★★★ モスクワ・フィルハーモニー交響楽団 モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
ユーリ・シモノフ(指揮)
ニキータ・ボリソグレブスキー(ヴァイオリン)*1曲目
チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
・
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 *1
・
バッハ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第3番 〜プレリュード (アンコール) *1
・
イザイ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 第2番 〜Finale (アンコール) *1
・ ・
ショスタコーヴィチ/交響曲 第5番 ニ短調 作品47
・
シベリウス/悲しきワルツ (アンコール)
・
チャイコフスキー/アンダンテ・カンタービレ (アンコール)
・
チャイコフスキー/バレエ 「白鳥の湖」 〜ロシアの踊り (アンコール)
・
チャイコフスキー/バレエ 「ライモンダ」 〜スペインの踊り (アンコール)
◆ シモノフのショスタコーヴィチ
先日の江東公演に引き続き、横須賀公演にも行ってきました。
江東公演とは1曲目が異なるプログラム、今日はチャイコフスキーの「ロメオとジュリエット」です。
客席からのノイズ(主に咳払い)がかなり多く、なかなか集中して聴けなかったのが残念でした。
2曲目は、ボリソグレブスキーによるチャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
奈良からの長旅の影響か、めっちゃ眠たく、ほとんど寝てました。
ソリストのアンコールは、今日は2曲ありました。
後半は、ショスタコーヴィチの交響曲第5番。
やっぱ、素晴らしいわ♪
シモノフの指揮をよく見ていたら、先日と同じように指揮しているときもあれば、
異なる動作をしているときもあり、なかなか面白かったです。
シモノフのショスタコーヴィチは、とにかく凄い!
他の交響曲もぜひ聴いてみたいですね。
オケのアンコールは、今日も4曲と大盤振る舞い。
まず1曲目はは、シベリウスの「悲しきワルツ」、美しい・・・。
続いて2曲目は、チャイコフスキーのアンダンテ・カンタービレ、チェロのソロが素敵な演奏でした。
3曲目は、これまでの来日公演で何度も聴いた「白鳥の湖」から“ロシアの踊り”、懐かしいなぁ・・・。
いつものように懐中時計を見る仕草をした後、最後のアンコール曲は、
グラズノフの「ライモンダ」から“スペインの踊り”、心から楽しくなる演奏でした。
終演後、ホールから出たら17時になってました。(コンサートは14時開始でした。)
すぐには帰らずに、楽屋口でシモノフが出てくるのを待ちました。
そして、シモノフと一緒に写真を撮ってもらいました。 感激です!
![]()
![]()
![]()
2012年12月10日(月)
19:00開演会場:東京芸術劇場 コンサートホール
座席:2F/LBA-6★★★★★ モスクワ・フィルハーモニー交響楽団 モスクワ・フィルハーモニー交響楽団
ユーリ・シモノフ(指揮)
ニキータ・ボリソグレブスキー(ヴァイオリン)*1曲目
チャイコフスキー/幻想序曲「ロメオとジュリエット」
・
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35 *1
・
イザイ/無伴奏ヴァイオリン・ソナタ 〜Finale (アンコール) *1
・ ・
チャイコフスキー/交響曲 第5番 ホ短調 作品64
・
チャイコフスキー/バレエ 「くるみ割り人形」 〜グラン・パ・ド・ドゥ (アンコール)
◆ 待ちわびたチャイ5
今夜は東京芸術劇場で、シモノフ&モスクワ・フィルを聴きました。
曲目は前半は昨日と同じ(予定でした)、後半はチャイコフスキー交響曲第5番。
チャイ5は前回(4年前)来日時に演奏される予定でしたが、
突然の指揮者変更(ボトナーリ)により聴けませんでした。
なので、実に2005年3月以来久々に聴くことになりました。
1曲目は、チャイコフスキー「ロメオとジュリエット」・・・、
のはずでしたが、グリンカの「ルスランとリュドミラ」序曲に変更。
良い演奏だったけど、ちょっと残念な気も・・・。
続いて、チャイコフスキーのヴァイオリン協奏曲。
正直言って、「またかよ・・・」って感じです。
アンコールも同じだ・・・。
後半、奏者がステージに登場した後、フェスティバルのクロージングセレモニーが・・・。
長いねん! ちょっと白けちゃったなあ・・・。
セレモニーの後は、実に7年ぶりに聴く待望のチャイ5。
4年前は、指揮者変更に泣いたからなぁ・・・。
ステージ上にはトランペット奏者が4人も!
普通は2人、アシがいても3人なのに・・・。
そのトランペット4人によるフィナーレは圧巻でした。
チャイ5を指揮するシモノフは、とても気合いが入っていて、
お得意の踊るような優雅な指揮、時には荒い息遣いで力強い指揮も、
最後は歌っていたようにも見えました。
途中、激しい指揮で首元から蝶ネクタイが外れて落下、
それを指揮台から蹴り落とすという珍しい光景も。
シモノフのチャイ5は、前に聴いたときよりも、さらに音楽に深みが増しているように感じました。
特に第2楽章が実に味わい深かったです。
長ったらしいセレモニーと、終演後にあるというパーティーのせいで、
アンコールはたったの1曲のみ。
江東公演でも聴いた「くるみ割り人形」からパ・ド・ドゥでした。
とても素晴らしい演奏でしたが、江東・横須賀で4曲も聴いた身では、
やっぱ物足りないなぁ・・・
今回は全部で7公演、関東限定のツアーです。
(そのうち、私は3回聴けました。)
メインの曲は、チャイ5とタコ5の2曲のみ。
ちょっと保守的すぎるかな。
もうちょっと冒険してみてもよかったのでは?
シモノフ&モスクワ・フィル、次は半年後の2013年6月に来日予定です。
今度は全国的なツアーになるようです。
今わかっているのは、札幌・東京・大阪・高知・北九州・佐賀・鹿児島公演。
メインの曲は、「悲愴」と「シェエラザード」。他にもあるのかな?
できれば、またシモノフ選曲によるバレエ組曲が聴きたいなぁ。
シモノフ&モスクワ・フィルによる「悲愴」といえば、
私が初めてこのコンビをナマで聴いた2002年の神戸公演のメインプログラムでした。
あの衝撃から11年、またシモノフ&モスクワ・フィルによる「悲愴」を聴くことができるのは、とてもうれしいです。
![]()
![]()
2012年12月11日(火)
19:00開演会場:ザ・シンフォニーホール
座席:2F/W-11★★★ 大阪フィルハーモニー交響楽団
第464回定期演奏会大阪フィルハーモニー交響楽団
ヤクブ・フルシャ(指揮)
クリストフ・バラーティ(ヴァイオリン)*1曲目
バルトーク/バレエ音楽 「中国の不思議な役人」 作品19
・
チャイコフスキー/ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 作品35
・ ・
ボロディン/交響曲 第2番 ロ短調 作品5
![]()
2012年12月24日(日)
15:00開演会場:ザ・シンフォニーホール
座席:2F/W-10★★ 井上道義 指揮
躍動の第九
大阪フィルハーモニー交響楽団
井上道義(指揮)
小川里美(ソプラノ)
福原寿美枝(アルト)
井ノ上了吏(テノール)
ジョン・ハオ(バリトン)
大阪フィルハーモニー合唱団曲目
ベートーヴェン/序曲「コリオラン」作品62
・
ベートーヴェン/交響曲 第9番 二短調 作品125 「合唱付」
◆ 躍動の第九
演奏がどうこうってわけじゃなく、私の体調が悪すぎて、ちゃんと聴けなかったです。
もったいない・・・
2012年12月31日(月)
13:00開演会場:東京文化会館 大ホール
座席:★★★★ ベートーヴェンは凄い!
全交響曲連続演奏会2012岩城宏之メモリアル・オーケストラ
曲目
ベートーヴェン/全交響曲
◆ 大晦日の恒例行事
というわけで、今年もがんばって全部聴きました。
![]()